身近な場所にある自然の中で保育することをはらっぱ保育園では「野育」と考えます。
遠くの自然に出かけなくても、地域の自然のある場所を利用して、自然が創りだす豊かな環境を体で感じ、人工の物にない暖かさや、感性を育むそんな子どもたちを育てて行きたいと思います。そして私たちも子どもたちと同じ感性を持ちながら保育を続けたいと思います。
便利な暮らしになり、何不自由なく生活ができるようになりました。
食事を作るのも、ガスやIHなど器具を操作すれば簡単に調理することができます。
電気もスイッチを入れれば、明るくなります。
突然、この自由さが奪われた時どのようになるか・・・
私たちにも想像できないです。
例えば災害が起きた時、食事をどうやってつくるか?
急にやろうとしても体験もなければ、経験もない・・・
体験があって、経験し、実践できると思います。
「知っていると、出来る」とでは内容が違います。
はらっぱでは「自然の火でごはんを炊く、おかずを作る」生きる力の活動を行います。
薪を割って、火起こしに挑戦しますが、子どもたちだけでは難しいことです。
はらっぱスタッフは野外活動の指導経験者、ボーイスカウトの経験者がいます。
スタッフの経験をフィードバックし、子どもたちに少しでもいいので、自分で生きていく力を育てたいと思います。
ここでの体験や経験が、大人になった時自分のスキルとなって行くことを願います。
二度とない体験や経験になるかもしれません・・・
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